2013年12月16日月曜日

曲り直し

6本のスプリットを張り合わせる前に極力曲りを取り除きます。

以前は作業工程の中に4~5回曲り直しを入れていましたが最近2回に減らしました。
まず、火入れ前の状態は水分がまだ多いので熱を加えなくてもある程度大きな湾曲は直せます。ですので、加熱して曲りを取り除くのは止めました。
火入れの工程の次に粗削りですが、この工程の前の曲り直しも止めました。私はミーリングマシンを使いますので多少曲がっていても曲りなりに削れますので問題ありません。節が無いのでカクッと曲がっているところは無いので可能なのです。

結果、仕上げ削りの前後の工程だけ加熱して曲りを直すことになりました。
メリットとして、局所的に加熱すること減らせたので部分的なケーンの変質も最小限に抑えられると思います。また、作業工程の短縮もできました。
デメリットは今のところ見つかって無いので当分はこの工程で行こうと思います。

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