2014年4月22日火曜日

グルー

最近、スプライスの繋ぎ目はタイトボンドⅢを使ってます。酢酸ビニル系なので、長らく木工用ボンドに毛が生えた程度だと思って敬遠してましたが、とんだ食わず嫌いでした。

強度的には今まで使っていたものと同等かそれ以上だと思います。
それに作業性がとても良いです。臭くないし、手についても簡単に剥がれます。

流石に水に浸かるところはダメでしょう?って思ってグリップのコルクの接着には使ってません。
しかし、今パッケージをまじまじと見るとwaterproofって書いてありました…。よく読まないとダメですね。
今度使ってみようかしら。

2014年4月20日日曜日

火入れ

一本完成に近づいて来たので、平行して次の竿にとりかかります。

昔はいろいろな温度や時間でやってみましたが、ここ数年は比較的低い温度で長めにやってます。
熱源は1200wヒートガンで行っていますが、冷静に考えると結構電気消費してますよねぇ…。

オーブンはステンレスの煙突で30秒位で作ったんじゃないかって代物ですが、もう何年も活躍してくれてます。竿作りだけでなく、シンプルな道具ほど使い勝手が良いと感じる昨今です。


2014年3月11日火曜日

リールシート

一周回って?フィンガーネイルに帰ってきました。
なかなかルーターで真ん中を毎回確実に削るにはもう少し練習が要りそうですが…。
怖いしねぇ…。

2013年12月16日月曜日

曲り直し

6本のスプリットを張り合わせる前に極力曲りを取り除きます。

以前は作業工程の中に4~5回曲り直しを入れていましたが最近2回に減らしました。
まず、火入れ前の状態は水分がまだ多いので熱を加えなくてもある程度大きな湾曲は直せます。ですので、加熱して曲りを取り除くのは止めました。
火入れの工程の次に粗削りですが、この工程の前の曲り直しも止めました。私はミーリングマシンを使いますので多少曲がっていても曲りなりに削れますので問題ありません。節が無いのでカクッと曲がっているところは無いので可能なのです。

結果、仕上げ削りの前後の工程だけ加熱して曲りを直すことになりました。
メリットとして、局所的に加熱すること減らせたので部分的なケーンの変質も最小限に抑えられると思います。また、作業工程の短縮もできました。
デメリットは今のところ見つかって無いので当分はこの工程で行こうと思います。

2013年11月17日日曜日

エポキシコーティング

スレッドのエポキシコーティングです。
以前はグラファイトロッドのように丸みのあるコーティングをしていました。
現在は逆に丸くならないように1回に塗る量を減らしています。ブランク自体が角ばってますのでこういうデザインの方が似合うように思います。塗る回数が増えて手間は増えますが…。
写真の状態で6回塗りですが、この辺りから薄く塗っていても丸みが出始めます。耐久性とデザインの間で毎回葛藤してしまいます。

2013年10月8日火曜日

リールシート

先日入手したケヤキ板。
とりあえず2本作ってみました。色合いも杢も落ち着いた感じです。

2013年10月4日金曜日

リールシート材

リールシートの材料が減ってきたので追加購入です。
私のロッドの標準装備はケヤキです。
固すぎず柔らかすぎず加工がとてもしやすい材だと思います。
また、見た目も派手すぎず落ち着きがあって好きです。
旋盤で削っているときの香りも良いですよ。